【アフターコロナ・ウィズコロナ】これからの衣食住関連の職業はどうなる?これからの人気職業はどうなる?

就職・転職に関するお悩み事例を取り上げるシリーズです。

衣食住の職業についた方が変動は少ないのでしょうか?

2020/5/21 18:06:29

相談者相談者

22卒の就活生です。
これからの時代、就活する上で衣食住の職業についた方が変動は少ないのでしょうか?
21年卒より厳しくなると言われている22年卒で、自分は何がこれから大事か、またどのような仕事がくるのかわかりません。

ベストアンサー

2020/5/21 18:21:28

回答者回答者

衣食住の変動が少ないとは思えません。
今回のコロナ騒ぎで食は大ダメージ(宅配は好調)、住も不動産が売れずに下落。
これから先、在宅ワーク家で楽しむコンテンツが発達したら衣の出番も今まで以上に減るかもしれません。

まとめ

今回の相談者さんは、これから先どのような職種を選べば良いか迷っている、22卒の就活生の方。

衣食住の職業についた方が変動は少ないのでしょうか?」といった質問をされていましたが、回答者さん同様、筆者もむしろ衣食住は大変動していて大変になると感じます。

当サイトでは以前に「2020年4月末までのコロナ倒産 大打撃の3業種」という記事で、「旅館・ホテル」「飲食店」「アパレル・雑貨小売」がとくに影響を受けているというお話をしました。

そしてさらにニュースに目を向けると、

「タクシー運転手100人解雇(岡山)」2020年05月30日 15:47
参考:タクシー運転手100人を解雇 岡山、コロナで売り上げ減:山陽新聞デジタル|さんデジ

「コロナ関連解雇、7万5千人に 小売業で1万人超える」2020年12月8日 15:24
参考:コロナ関連解雇、7万5千人に 小売業で1万人超える|琉球新報dijital

など、様々な業界で広く影響が出ています。

働き方や仕事の在り方が大きく変化している中で、これから先も期待できる仕事とはどのようなものでしょうか。

アフターコロナ・ウィズコロナでも伸びる職業は?

先行きの分からない状況で、それでも尚伸びるであろう職業とは一体どのようなものでしょうか。

まずは、大打撃を受けてしまった職業が「なぜ大打撃を受けてしまったのか」を考えてみましょう。

大打撃の理由は「意識の変化」

新型コロナウイルスの流行によって、とくに大打撃を受けている業界に

  • 旅館・ホテル(旅行・宿泊業界)
  • 飲食(外食業界)
  • アパレル(アパレル業界)
  • タクシー(自動車業界、対個人サービス業界)

これらが思い当たります。

なぜ大打撃を受けているか、その理由の第一に「不要不急の外出がしづらくなった」ということが挙げられます。

一部の国では、外出を規制する「ロックダウン」という対策も見られました。

日本はロックダウンとまでいかったものの、緊急事態宣言が各地域で発布されました。

また、我が国よりも深刻であろう海外の情報からも「コトの重大さ」を感じ取れ、国民全体の外出自粛を促すだけの力(意識)になりました。

それから、感染リスクを考慮し「他者との接触を避ける意識」が強まったことも影響しているでしょう。

先ほど挙げた各業界でも、もちろん感染対策を行っているでしょう。

しかし、日本中、いや世界規模で個々の意識変化が起こってしまったのでは、抗いようがありません。

このように、「外出」や「接客」への意識変化が、暮らしを大きく変えたと言えるでしょう。

「意識の変化」はいつ戻る?

もしコロナウイルスの流行が終息したら、果たして流行前の感覚に戻れる人が何人いるでしょうか。

わたしたち人間は、経験したことを活かして成長する生き物です。

東京都では2020年、「緊急事態宣言を緩和したら感染者が増えた」という経験を活かして、人出が予想される2020年12月~2021年3月に先手(2度目の緊急事態宣言発布)を打つことが出来ました。

経験から「予測」した対策ですね。

時を戻すことが出来ないように、人々の意識は「経験する前に戻す」のではなく「経験を活かす」ことに向くのではないでしょうか。

次は、「自粛期間中でも忙しかった」ことを経験した職業とは何だったのかを見て行きましょう。

自粛期間に多く利用されたサービス

外出自粛期間中、あなたはどのようなサービスを利用ましたか?

「インターネットを利用してお買い物」をしたり、暇な時間に「ゲーム・アプリ」をしたり。

外食しづらいため「スーパーで買いだめ」したり「デリバリーで注文」したり。

あなたがこの自粛期間中にお金を払ったサービスこそが、これからも人気の職業なのではないでしょうか。

  • ネット通販・EC(情報・通信業界ほか)
  • ゲーム・アプリ(ゲーム・コンテンツ配信業界)
  • スーパーマーケット(食品スーパー業界)
  • デリバリー(デリバリーフード業界)

などは、自粛期間という生活スタイルを強いられても尚、強かった印象を持ちます。

また、通販の利用数増加に付随して、トラック輸配送業界の需要も高まりました。

それから、ドラッグストア・医薬品への需要も増えており、今後もしばらくは高い水準をキープするのではないでしょうか。

日常生活はオンラインで解決する

ECやデリバリー、スーパーなど、先ほど挙げた日常生活で欠かせないものたちもすでに「オンライン化」しています。

例えば、

  • Amazon(ECサイト)
  • 楽天市場(ECサイト)
  • yahoo!ショッピング(ECサイト)
  • ZOZOTOWN(ECサイト)
  • UberEats(デリバリーサイト)
  • 出前館(デリバリーサイト)
  • おうちでイオン(ネットスーパー)
  • ライフネットスーパー(ネットスーパー)
  • アイワイネット(ネットスーパー)
  • マルエツスーパー(ネットスーパー)

などなど、ほんの一例ですが、これだけでも生活必需品の調達は難しいことではないでしょう。

こうした「日常生活のオンライン」とは別に、コロナウイルス流行に伴い「ビジネスシーンでもオンライン化」が必要な社会になりつつあります。

ビジネスシーンのオンライン化

「テレワーク」「リモートワーク」「オンライン会議」「オンライン面接」など、一昔前までは耳にすることの無いこれらの言葉は、このコロナウイルス流行に合わせて広く知られるようになりました。

実際に会うわけではなく画面越しで会話や仕事をする方法ですが、今や多くの企業が取り入れ「ニューノーマル」になってきています。

  • 不要な接触を減らせる
  • 会いに行くまでの時間を短縮できる
  • 場所の利用代金を抑えられる
  • 交通費をカットできる

以前から取り入れている企業や団体はありましたが、今回の利用者拡大を経て「オンラインならではの利点」に多くの人が気付いたのだと感じます。

関連記事:Web(オンライン)面接をゼロから徹底解説!失敗しない事前準備から当日までの流れと全注意点

まとめのまとめ

さて、ここまで見てきていかがでしたでしょうか。

筆者としては、業界・職種の垣根を超え広範囲にわたって「IT技術」が不可欠になってきているなと、このように感じました。

コロナウイルス流行前からIT化の波はありましたが、さらに加速度的に需要が増えていく気がします。

スキルを身につけたいけど何を選べば良いか分からない…そう思っているのであれば、「IT技術」をおすすめしたいです。

10代20代の若い世代にももちろんおすすめしたいですが、IT未経験の30代40代から学習しても損ではないと思っています。

実際に、お笑い芸人の東京ダイナマイト ハチミツ二郎さんも、45歳未経験からIT企業の社員となりました。

関連記事:45歳でIT企業の会社員になったお笑い芸人 東京ダイナマイト ハチミツ二郎さん

インターネット上には、IT技術が無料で学習できるサイトがたくさんあります。

関連記事:【未経験から学べるプログラミング】無料でも使えるオンライン学習サービス日本語対応サイト20選


是非、あなたに合ったプログラミング言語やIT技術に出会い、これからのアフターコロナ・ウィズコロナ時代に活かしてみてはいかがでしょうか。

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