【資格・検定】美術検定

一般社団法人 美術検定協会が主催する、美術でより豊かな人生を送る「成熟した美術鑑賞者」を目指す方を応援する検定です。
(後援:一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、一般社団法人日本アート評価保存協会、一般社団法人日本美術アカデミー、東京の美術館・博物館等共通入館券2019実行委員会(ぐるっとパス))

詳細情報

試験級

4級
3級
2級
1級

受検資格

4級:誰でも受験可能
3級:誰でも受験可能
2級:誰でも受験可能
1級:美術検定(もしくは旧アートナビゲーター)2級取得者のみ受験可能

※3・4級、2・3級の併願受験が可能

受検方法

・インターネット申込
・郵便局申込
※4級はCBT受験(インターネットより随時受付)可能

開催場所

東京・大阪・札幌・名古屋・福岡
(1級受験は東京・大阪のみ)

※4級CBT受験は全国の共通会場(テストセンター)にて実施
各会場ごとのスケジュールはテストセンター空席照会参照

試験時間

4級:45分
3級:60分
2級:90分
1級:90分

受験料

4級:3,900円
3級:6,000円
2級:7,800円
1級:9,900円
3・4級:9,900円
2・3級:13,800円
※全て税込

実施日程

【2020年】
・11月開催予定

級ごとの出題範囲・出題形式・合格の目安

出題範囲 出題形式 合格の目安
4級 西洋美術・日本美術史の中から、
代表的な作品や作家などについて問われる。
マークシート 正答率
約60%
3級 西洋美術・日本美術史に登場する作品や作家だけでなく、
美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても問われる。
マークシート 正答率
約60%
2級 西洋美術・日本美術史の基本的な知識や情報を始め、
建築工芸や技法、写真映像、
現代美術、美術館など幅広い美術史の知識と美術鑑賞の場の役割や機能、、
現状に関する実践的な知識が、それぞれ問われる。
マークシート 正答率
約60%
1級 美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識をはじめ、
鑑賞をする視点からの作品描写や、より楽しい鑑賞のためのアイデアなど、
実践的な現場で求められる能力が記述式問題で問われる。
記述式問題 一定の基準に
達すれば合格

※4,3,2級の合格の目安は受験者全体の解答率によって左右します。
 また、2級は美術史問題、実践問題それぞれが約60%の正答で合格となります。
※4級CBT受験の場合の出題形式はCBT多肢選択式です。

公式HP
一般社団法人 美術検定協会

※掲載内容について古い情報や誤りがある場合がございますので、必ず公式HPにて最新情報を確認してください。

参考書籍

公式テキスト

1・2・3級用

改訂版 西洋・日本美術史の基本

価格:
2,500+税 円 美術出版社発行

「みてわかる」「読んでわかる」「ポイントでわかる編」の三部構成で西洋・日本美術史の流れが分かる公式テキスト。
一冊で西洋・日本美術の歴史的な流れがつかめます。
美術検定2、3級のマークシート問題は、このテキスト内容を参考に出題されます。

1・2級用

アートの裏側を知るキーワード

価格:
1,600+税 円 美術出版社発行

美術館をはじめ、アートをとりまく環境や制度、歴史、そして美術館で行なわれている実務を含む領域をコンパクトにまとめた、まさにアートの裏側が分かる一冊です。

続 西洋・日本美術史の基本

価格:
2,200+税 円 美術出版社発行

「振り返る美術史」「踏み込む美術史」「つなぐ美術史」「ひろがる美術」「もっとわかる美術」で、幅広い時代・地域の美術史の概要をマスターできる、美術検定1・2級対策にも最適な一冊です。

4級用

この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門

価格:
2,200+税 円 美術出版社発行

西洋、日本の著名な100の美術作品の作者を当てるという、ゲーム感覚で絵画を楽しめる一冊。
簡単な解説で、名作に関する初歩的な知識を得られます。
美術検定4級受験者をはじめ、これから美術を学びたい方にも最適な入門書です。

公式問題集

2級用

美術検定2級問題集ー応用編:アートの知見を広げる

価格:
2,000+税 円 美術出版社発行

幅広い美術の知識を、問題を解くことによって培うことができる問題集。

西洋美術や日本美術の歴史はじめ、現代美術や東洋美術、工芸・デザイン、また美術館や展覧会など美術を取りまく環境についての知識が、この一冊で網羅できます。

「美術検定」で過去出題された中から選出された問題と、ジャンルや時代のバランスを考慮して付加された新設問題の他、2018年に穴埋め問題から出題形式が変更された実践問題と、「美術検定」最新の問題傾向を反映しています。
実社会で美術の知識を活用する、美術検定1級を合格したアートナビゲーターへのインタビュー「アート×ビジネスってどうなんでしょう?」も読み応えありです。

3級用

美術検定3級問題集ー基本編:アートの歴史を知る

価格:
1,800+税 円 美術出版社発行

アートの歴史の基本的な内容を、問題を解くことによって学べる問題集。

美術史の基本的な知識をつけたい方や、もっと充実した美術鑑賞をしたい方に最適の一冊です。

「美術検定」で過去出題された中から選出された問題と、ジャンルや時代のバランスを考慮して付加された新設問題、また2012年から出題され始めた「知識・情報の活用問題」の想定問題を、ジャンル別に分け解説を加えて掲載しています。

巻末には、アートをみる楽しさと伝える楽しさを知る、アートブロガーとアートナビゲーターへのインタビューも掲載。

4級用

美術検定4級問題集ー入門編:アートを楽しむ

価格:
1,600+税 円 美術出版社発行

名作と言われる美術作品が楽しみながらわかる、アートの歴史をはじめて学ぶ方向けの一冊。

日本や西洋の代表的な美術作品を知ることができるだけでなく、ここを見ると違いが分かる、というような内容も織り込んでいます。

「実践!アートとHappyおつきあい術」のコーナーでは、楽しくアートを鑑賞する方法や美術館の活用術を、美術検定1級を取得したアートナビゲーターが紹介しています。

作家と作品を覚えたところで腕だめしをしてみたいという方のためには、「美術検定にチャレンジ」のコーナーで美術検定の練習問題を掲載。