【資格・検定】メンタルヘルスケア検定

日本メンタルヘルスケアサポート協会が主催する、心の健康の「サポート力」と「自己管理力」を どれだけもっているか測定するための検定試験です。
資格を取得することで、メンタルヘルスへの深い知識を構築できるだけでなく、あなたにとっても努力の証明として自信につながり、メンタルヘルスに直結します。

詳細情報

受験級

・3級
・2級
・準1級(一次:筆記試験・二次:実技試験+面接試験)
・1級(一次:筆記試験・二次:実技試験+面接試験)

受験資格

誰でも受験可能

申込方法

①インターネット申込
②郵送申込
③FAX申込

実施日程

・年2回(2月、6月)

試験会場

東京、名古屋、大阪、福岡
※準1級・1級 二次の実技試験+面接試験は東京と大阪のみ

級ごとのレベル

レベル
3級 メンタルヘルス不調の現状(厚生労働省発表のデータに基づく)、ストレスに関する一般知識、早期発見のポイント、積極的傾聴法に関する問題、メンタルヘルス不調者の行動や考え方など最低限メンタルヘルスに必要な応対ができているかという基本レベルの試験です。
2級 メンタルヘルスケアの基本を理解した上で、メンタルヘルスに関わる国の取り組みや法律、メンタルヘルス不全の症状や原因について、気づいたときの声のかけ方がある程度理解できて、メンタルヘルスの観点から見たコミュニケーションの能力を持っているか、またストレスチェックの基本知識を持っているかなど応用レベルの試験です。
準1級 メンタルヘルスに関わる相談時の対応が十分にでき、より具体的、専門的メンタルヘルスの知識が備わっており、かつ適切な判断を知識だけでなく行動できるかという専門レベルの試験です。
一次試験合格者に対しては二次の実技試験の際に、実際にどのような行動を取ることができるのかをグループ面接形式で問われます。
1級 筆記試験は準1級と同じですが合格ラインが異なります。
一次試験合格者に対しては二次の実技試験の際に、実際にどのような行動を取ることができるのかを個人面接形式で問われます。

級ごとの試験形式・問題数・試験時間

試験形式・問題数・試験時間
3級 筆記試験(50問 60分)
2級 筆記試験(50問 60分)
準1級 筆記試験(65問 80分)+実技試験
1級 筆記試験(65問 80分)+実技試験

級ごとの合格ライン

試験形式・問題数・試験時間
3級 100点満点中70点前後が合格の目安
2級 100点満点中60~65点が合格の目安
準1級 【筆記試験】
100点満点中60~65点が合格の目安
【実技試験】
グループ面接(相対評価)・シチュエーション実技(絶対評価)を合計して60%以上のポイント取得が合格の目安
1級 【筆記試験】
100点満点中75点前後が合格の目安
【実技試験】
個人面接・シチュエーションに基づくロールプレイング実技を合計して60%以上のポイント取得が合格の目安

受験料

・3級:5,000円
・2級:7,000円
・準1級:9,000円
・1級:12,000円
※各税込

公式HP
NPO法人 日本メンタルヘルスケアサポート協会

※掲載内容について古い情報や誤りがある場合がございますので、必ず公式HPにて最新情報を確認してください。

関連書籍等

会社で心を病むということ

会社で心を病む人が年々増加しています。
「社員を大切にする」という日本型経営の精神は影をひそめ、能力至上主義という名のもとに、自分で働き方を決められる自由裁量権は低いまま、仕事量だけが増え、まじめに働くビジネスマンを疲労困憊させているのです。
ここ数年の中高年の自殺者増加は、それを如実に反映したものと言えるでしょう。

職場不適応症を知る本

「あれ、おかしいな?」と思ったら、悩みを聞くことから始めよう!
「ただでさえ忙しいのに、不調になった人の面倒までは…」それでは問題は解決しません。
問題を早期に把握し、対策を立てることが大切です。
不調になった人のサポートや職場環境の改善を考えることは、本人にも、職場全体にとってもプラスになるのです。

職場不適応症 会社内で急増する適応障害のことがよくわかる本

急増中の適応障害。
あなたの職場は大丈夫? 入社後すぐに辞める若者や長期休暇を繰り返す中堅社員が増えている。
職場に適応できない社員への最適な対処法とは。
解決へのアドバイスを事例と共に具体的に紹介

職場のうつは、90%防げます。

日本社会の縮図とも言える企業の職場。
その職場でいま、うつの増加という大きな問題が起こっています。
しかし、「職場のうつ」の増大に対し、企業側や管理職は、なかなか有効な対処法を見出すことが出来ていません。
果たしてどのように状況を理解し、対処していけばいいのか。
長年にわたり、企業カウンセラーとして職場の「空気」を敏感に読みとってきた著者が、満を持して、出来るだけ社員を不幸にしない方法を、丁寧に講じます。