【資格・検定】仮想化基礎検定ってどんな検定?どんな人に向いている?学習方法は?

特定非営利活動法人 パソコン整備士協会が主催する、仮想化を実装する上でベースとなる基礎技術が問われる検定試験です。

仮想化基礎検定とは

仮想化基礎検定は、日本で唯一エントリーレベルを対象とした仮想化技術の基礎検定です。

各ベンダーが実施している仮想化検定を受験する前や、仮想化技術の知識の整理などに適した検定と言えるでしょう。

仮想化基礎検定の4つのポイント

業界に先駆けた仮想化基礎検定

仮想化の仕組みと機能を体系的に理解できる基礎的な内容です。

ベンダー資格に取り組む前に、これから仮想化の知識を身につけようとする全ての方におすすめです。

広範囲の仮想化技術が習得できる

サーバ仮想化、ストレージ仮想化、クライアント仮想化、アプリケーション仮想化、ネットワークやCPUに関する既存の仮想化技術を含め、仮想化全般をカバーしています。

汎用性のあるニュートラルな検定

NPO法人パソコン整備士協会による検定なので、メーカー・ベンダーや、個別の製品に捉われることなく、仮想化及び仮想化関連の既存技術の基本原理が理解できます。

テキストもあり手頃な価格で学習できる

従来の仮想化資格は、受験料や講習料など高価なものが多く知識も専門的で、一般個人の方や、学生の方にはハードルの高いものでした。

「仮想化基礎検定」では、試験対策用のテキストもあり、自分のスケジュールに合せ、手頃な価格で取り組めます。

仮想化基礎検定をおすすめ出来る人

  • インフラエンジニア
  • 社内の情報システム担当者の方
  • IT系 営業担当者の方
  • IT系 専門学校生・大学生の方

これらに該当する方へ、とくにおすすめ出来る検定です。

仮想化基礎検定の詳細情報

受験資格

誰でも受験可能

申込方法

インターネット申込

申込期間・実施日程

【申込】随時 【実施】随時(年末年始を除く)

試験概要

試験形式 CBT形式(コンピュータ試験)
試験会場 試験会場一覧はこちら(CBTS)
出題範囲 仮想化基礎-仮想化基礎試験対応テキストから70%、それ以外応用問題としてテキスト外から30%。
>>テキストの詳しい内容はこちら
検定試験の内容 【仮想化のアーキテクチャ-】
ホストOS型 / ハイパーバイザ型 / ライブマイグレーション
【サーバ仮想化】
【クライアント仮想化】
ローカル・デスクトップ仮想化 / ホステッド・デスクトップ仮想化 / ローカル・アプリケーション仮想化 / ホステッド・アプリケーション仮想化
【ストレージ仮想化】
RAID / シンプロビジョニング / FC-SAN / IP-SAN
【アプリケーション仮想化】
【ネットワーク仮想化】
VLAN/NICチーミング
【仮想化を支援するCPU機能】
マルチコア / マルチプロセッサ / ハイパースレッディング / リングプロテクション
【仮想化マシンの管理手法】
仮想化におけるHAクラスタ / スナップショット/ クローン・テンプレート
【クラウドサービス】
試験時間 90分
出題数 80問
合格基準 正解率70%以上
受検料 13,200円(税込)
※団体受験を希望の場合はこちらから
【学割】
8,400 円(税込)
(学割の条件)
・学校*様にてお取り纏め頂いた上で、お申込み頂くこと。
・ バウチャーチケット 5 枚以上にて、お申込み頂くこと。
※ 学校*は「学校教育法」にて定めるところの学校とします。

公式HP
特定非営利活動法人 パソコン整備士協会

※掲載内容について古い情報や誤りがある場合がございますので、必ず公式HPにて最新情報を確認してください。

仮想化基礎検定の学習方法

関連書籍で独学

仮想化基礎

単行本:
3,666円 特定非営利活動法人パソコン整備士協会 (著)

企業のサーバ運用で必須技術となったのが仮想化技術で、仮想化を実装するソフトウェアは複数のベンダーから提供されてます。
しかし、その名称や実装技術は統一されていないのが現状です。
本書は、各ベンダーの独自技術にとらわれない部分、つまり仮想化技術の基礎となる技術を取り纏めたもので、今後全てのIT系のエンジニアが知っておくべき内容になっています。