【資格・検定】ヘルスケアプランナー検定ってどんな検定?どんな人が取得するべき?合格率や合格者の声は?

ヘルスケアプランナー検定とは

ヘルスケアプランナー検定は、一般社団法人ヘルスケアプランナー検定協会が実施する健康に関する体系的な知識を学ぶ検定です。

家族の健康管理から医療資格者との橋渡し役まで、皆の健康維持・管理・助言を行うことができる人材の育成を目指します。

ホームヘルスケアプランナー、ヘルスケアプランナーの2つの段階があり、一般の方から医療や介護、福祉の専門家まで広く対象としています。

ホームヘルスケアプランナーについて

「健康診断で引っかかったのだけれど、この検査値は何?」「食育とかいうけれど、どうして最近そう言われるの?」「地域包括ケアってよく聞くけど、どうなんだろう?」そんな身近な疑問はありませんか?

健康は一生を通じて、そして歳を重ねるほどに重要となってきます。

しかし、最後に健康関連の勉強をしたのは、もしかして中学校や高校の「保険・体育」の授業が最後ではないでしょうか?

ホームヘルスケアプランナー検定は自身やご家族の健康長寿のために、健康知識を得たい方にお役に立ていただけます。

ヘルスケアプランナーについて

日本は、世界でも類を見ない超高齢社会に突入しています。

高齢者の病気や介護は家族だけでなく地域レベルでの「包括ケア」が求められています。

介護領域は重度の要介護者の増加により薬や病気についての知識が欠かせなくなってきました。

医療側においても、介護の仕組みについての知識が必要となり、専門領域を超えての健康サポートがさらに必要となってきます。

ヘルスケアプランナー検定は、こうした超高齢社会を支える人材を育成することにお役立ていただけます。

ヘルスケアプランナー検定はこんな人におすすめ

  • ご自身や家族の健康が気になる方
  • ヘルスケアに興味がある学生
  • 企業などで健康関連のお仕事をされている方
  • 介護福祉のお仕事をされている、あるいは目指されている方
  • 医療関係のお仕事をされている、あるいは目指されている方

ヘルスケアプランナーの詳細情報

受検資格

誰でも受検可能

受検方法

・在宅通信検定
⇒郵送で送られた試験問題を一定期間内に解答し返送する試験方法。

・オンライン受験(e-検定)
⇒インターネット接続環境にあるパソコンで試験を受けることのできる、オンライン試験。

申込期間・実施日程

・在宅通信検定
3月:【申込】2021年1月11日(月)~2月12日(金) 【実施】2021年3月18日(木)~3月24日(水)
7月:【申込】2021年5月10日(月)~6月11日(金) 【実施】2021年7月15日(木)~7月21日(水)
11月:【申込】- 【実施】-

・オンライン受験(e-検定)
3月:【申込】2021年3月1日(月)~3月31日(水) 【実施】2021年3月1日(月)~3月31日(水)
7月:【申込】2021年7月1日(木)~7月31日(土) 【実施】2021年7月1日(木)~7月31日(土)
11月:【申込】- 【実施】-

検定料

・在宅通信検定
16,500円

・オンライン受験(e-検定)
11,000円

出題範囲

ヘルスケアプランナー教本 上巻
第1章「健康の概念」
第2章「人体の仕組み」
第3章「病気の知識」
第4章「検査と検査値」
第5章「薬」
第6章「福祉」
公式サイトもしくはamazonから購入可能

試験形式・出題数・合格認定基準

・在宅通信検定
試験形式:選択問題
出題数:100問出題 100点満点
合格認定基準:80点以上

・オンライン受験(e-検定)
試験形式:選択問題
出題数:50問出題 100点満点
合格認定基準:70点以上

合格率

↓タップ(クリック)で展開して閲覧できます↓

 在宅通信検定
2013年

  • 第1回:20%(平均62.5点)
  • 第2回:84.61%(平均83.38点)
  • 第3回:77.77%(平均79.44点)

2014年

  • 第1回:80%(平均85.0点)
  • 第2回:85.7%(平均80.0点)
  • 第3回:90.91%(平均91.3点)

2015年

  • 第1回:100%(平均94.8点)
  • 第2回:-
  • 第3回:100%(平均94.5点)

2016年

  • 第1回:100%(平均97.4点)
  • 第2回:100%(平均93.6点)
  • 第3回:96%(平均92.4点)

2017年

  • 第1回:83.3%(平均92.0点)
  • 第2回:100%(平均99.0点)
  • 第3回:100%(平均97.0点)

 オンライン受験(e-検定)
2013年

  • 第1回:20%(平均65.2点)
  • 第2回:84.61%(平均83.38点)
  • 第3回:77.77%(平均79.44点)

2014年

  • 第1回:80%(平均85.0点)
  • 第2回:85.7%(平均80.0点)
  • 第3回:90.91%(平均91.3点)

2015年

  • 第1回:83.33%(平均79.3点)
  • 第2回:57.14%(平均73.7点)
  • 第3回:75%(平均78点)

2016年

  • 第1回:85.7%(平均73.1点)
  • 第2回:66.7%(平均77.7点)
  • 第3回:66.7%(平均72.7点)

2017年

  • 第1回:66.7%(平均78点)
  • 第2回:85.7%(平均84点)
  • 第3回:75%(平均74.8点)

試験時間

・在宅通信検定
規定なし

・オンライン受験(e-検定)
90分

更新について

資格期間:3年間

更新方法

更新料5,400円(税込)及び、以下のいずれかを提出

①セミナー受講報告書

「医療」「健康」「福祉」「介護」などに関するセミナーを受講し、 その報告を当検定指定の報告書にまとめて提出していただきます。
受講するセミナーは、基本的に資格者の方が受講しやすいものを自主的に選択していただきます。

②ヘルスケアプランナー活動報告書

ヘルスケアプランナーの学習で得た知識を活用した活動について、当検定指定の報告書にまとめ、提出していただきます。

③その他の論文

「健康について」等のテーマで論文を作成し、提出していただきます。(400字以上)
※ホームヘルスケアプランナーについては、更新の必要はありません。

ホームヘルスケアプランナーの詳細情報

受検資格

誰でも受検可能

受検方法

・在宅通信検定
⇒郵送で送られた試験問題を一定期間内に解答し返送する試験方法。

・オンライン受験(e-検定)
⇒インターネット接続環境にあるパソコンで試験を受けることのできる、オンライン試験。

申込期間・実施日程

・在宅通信検定
3月:【申込】2021年1月11日(月)~2月12日(金) 【実施】2021年3月18日(木)~3月24日(水)
7月:【申込】2021年5月10日(月)~6月11日(金) 【実施】2021年7月15日(木)~7月21日(水)
11月:【申込】- 【実施】-

・オンライン受験(e-検定)
3月:【申込】2021年3月1日(月)~3月31日(水) 【実施】2021年3月1日(月)~3月31日(水)
7月:【申込】2021年7月1日(木)~7月31日(土) 【実施】2021年7月1日(木)~7月31日(土)
11月:【申込】- 【実施】-

検定料

・在宅通信検定
11,000円

・オンライン受験(e-検定)
5,500円

出題範囲

ヘルスケアプランナー教本 中巻 下巻
【中巻】
第7章「栄養マネジメント(栄養管理)」
第8章「病気の知識②」
第9章「薬の開発と臨床試験」
第10章「介護保険」

【下巻】
第11章「人体のつくりとはたらき」
・生命と恒常性
・外皮系
・運動系
・神経系
・感覚器系
・内分泌系
・消化器系
・循環器系
・呼吸器系
・泌尿器系
・生殖系
・生体防御機構と免疫
公式サイトもしくはamazonから購入可能

試験形式・出題数・合格認定基準

・在宅通信検定
試験形式:選択問題
出題数:100問出題 100点満点
合格認定基準:80点以上

・オンライン受験(e-検定)
試験形式:選択問題
出題数:50問出題 100点満点
合格認定基準:70点以上

合格率

↓タップ(クリック)で展開して閲覧できます↓

 在宅通信検定
2013年

  • 第1回:91.66%(平均86.92点)
  • 第2回:87.5%(平均86.12点)
  • 第3回:85.71%(平均89.05点)

2014年

  • 第1回:93.1%(平均86.0点)
  • 第2回:83.3%(平均88.8点)
  • 第3回:70%(平均75.3点)

2015年

  • 第1回:100%(平均96.0点)
  • 第2回:100%(平均98.3点)
  • 第3回:100%(平均94.4点)

2016年

  • 第1回:83.3%(平均92.3点)
  • 第2回:97.7%(平均96.5点)
  • 第3回:100%(平均97.2点)

2017年

  • 第1回:75%(平均89.2点)
  • 第2回:100%(平均96.5点)
  • 第3回:100%(平均98.0点)

 オンライン受験(e-検定)
2013年

  • 第1回:91.66%(平均86.92点)
  • 第2回:87.5%(平均86.12点)
  • 第3回:85.71%(平均89.05点)

2014年

  • 第1回:93.1%(平均86.0点)
  • 第2回:83.3%(平均88.8点)
  • 第3回:70%(平均75.3点)

2015年

  • 第1回:76.92%(平均82.9点)
  • 第2回:66.67%(平均75点)
  • 第3回:66.67%(平均81.3点)

2016年

  • 第1回:80%(平均76.7点)
  • 第2回:100%(平均86点)
  • 第3回:50%(平均80.5点)

2017年

  • 第1回:100%(平均89.4点)
  • 第2回:50%(平均78.4点)
  • 第3回:100%(平均88.5点)

試験時間

・在宅通信検定
規定なし

・オンライン受験(e-検定)
90分

更新について

更新不要

公式HP
一般社団法人 ヘルスケアプランナー検定協会

※掲載内容について古い情報や誤りがある場合がございますので、必ず公式HPにて最新情報を確認してください。

合格者の声

ヘルスケアプランナー

石川 葵さん / ジム経営者

インタビュアー

現在のお仕事について教えてください。

hitokage2right

現在は、女性専用のジムを経営しています。
女性専用のジムというと、気軽に軽い運動を続けることが目的の施設が多いのですが、私が目指すのは、しっかりした筋トレをするためのジムです。
誰もが美容と健康を日常的に、忙しい方でも時間に制限されずに御利用していただけるように、24時間、筋力トレーニングのマシンなどが使用できるようにジムを運営しています。

インタビュアー

ジムをはじめたきっかけは?

hitokage2right

私は子どもの頃から体が弱かったのですが、特定の病名があるわけではなく、原因もよくわからない状態でした。
そんな状態でいつも体調が優れなかったので、健康について悩むことも度々ありました。
そして、結婚してからは、自分や家族の健康管理も大切だと思い、規則正しい生活や食生活に気をつけるようにしました。
生活改善である程度は健康といえるようになったのですが、なにかもうひとつ足りないような気がしていました。
そんなとき「やっぱり運動だ」とひらいめいたんです。
私自身、運動は好きではなかったし、体が弱いこともあって運動経験もあまりありませんでした。
だからこそ運動が必要だと感じましたし、多くの方が気軽に、しっかり運動できる場所を作りたいと思いたったころ、いろいろなご縁もあって、2015年にジムを開きました。

インタビュアー

ヘルスケアプランナーのことを、どのように知りましたか?

hitokage2right

健康はずっと大きな関心事だったので、情報はチェックしていました。
確かネットで見たと思いますが、このような資格があると知り、受けてみたいと思いました。

インタビュアー

健康関連の資格は数多いですが、なぜヘルスケアプランナーを?

hitokage2right

一番は、勉強も受験も家でできるというのがよかったです。
内容も身近なことから、医療の面にまでつっこんだことを学べる。
受験もテキストを見ながら受験できるので、最初から高度な専門知識がなくても、テキストをしっかり読んで勉強すれば大丈夫なのではないかと思いました。
なんとなくの印象ですが、お金ばかりかかる資格ではなく、まじめに会員のことを考えてくれている資格だと思いました(笑)。あとでテキストを見てわかったことですが、テキストを作られている先生方も、すごい先生ばかりでした。

インタビュアー

実際にテキストを見ていかがでしたか?

hitokage2right

上巻は栄養など身近なことが多かったので勉強しやすかったです。
とはいえ、なんとなくの知識しかなかったり、勘違いしていたり、知らないことも多かったので、正しい知識をきちんと学べたのはよかったです。
鼻血の止め方なんて、昔教わったことと全然違うので驚きました。
下巻の体の仕組みなどは難しい印象で、最初はとっつきにくい面もありました。
でもテキストがわかりやすくまとまっていたこと、試験という目標があり、そのために勉強することもはっきりしていたので、なんとか勉強を続けられたのだと思います。
マーカーをしながら読み込むというシンプルな勉強法でしたが、合格できてよかったです。

インタビュアー

お仕事や生活にヘルスケアプランナーの資格は活きていますか?

hitokage2right

はい。資格があるとないでは、やはり気持ち的にも違います。
何かあればテキストを見ることもできますし。
たとえばお客様の健康診断の結果を見るとき、テキストを見ながら項目ごとの意味をチェックしたりしています。
うちのジムは小規模でお客様との距離が近いので、健康についての相談を受けることも多いんです。
たとえば代謝が悪いとか、疲れやすいとか、そういう症状を感じている女性は多い。
資格で得た知識があることで、自信をもってお客様にアドバイスができています。

小島 洋子さん / 柔道整復師

インタビュアー

現在のお仕事内容を教えてください。

hitokage2right

整骨院で柔道整復師として患者さんの治療を行っています。
本来の基本的な業務としては怪我の治療ですが、場所柄怪我の予防であったり肩こりや腰痛を訴える方も多くいらっしゃいます。それらの症状が姿勢からくるものなのか生活習慣からなのか何か病気が絡んでいるのか、原因を推測する必要があるので、ヘルスケアプランナーの知識が役に立っています。

インタビュアー

試験を受けられたのはいつ頃ですか。

hitokage2right

15年ほど前です。
当時セラピストを養成するスクールを経営していたこともあって、そのご縁で第1回目のヘルスケアプランナー検定を開催するという話をお聞きし、受験しました。

インタビュアー

検定の教本も新しくなりました。

hitokage2right

教本が変わってもう一度勉強したくなりました。
前よりも内容が詳しくなっていますね。
身近な病気に関することなど、前はさらっと書かれていたことがしっかりと出ています。
新しい教本を読んでみて、もう一度テストを受けたら受からないかも……という不安を感じました(笑)。

インタビュアー

資格習得で苦労した点はありますか?

hitokage2right

人体の部分の名称など、ベースとなる知識はあったので勉強はしやすかったです。
特に苦労した点はなかったのですが、病気の症例に関する部分と、検査に関すること、数値の見方などについてはじっくりと見直しました。
あと、「資格をもっているのに点数がとれなかったらどうしよう」という自分なりのプレッシャーはありましたね(笑)。

インタビュアー

実際の試験はいかがでしたか?

hitokage2right

教本を軽く読み直す程度で試験に臨みました。
教本を見ながら試験を受けることができたので安心でした。
当日はざっと問題を解いていって、わからないところは飛ばしてそこだけ教本で調べて、という感じでした。

また、会場に行かなくてもネットで受験することができるのがよかったですね。
私は職場で仕事の合間に受けました。
わざわざ時間を割いて出かける必要がないので楽でした。

インタビュアー

現在の仕事にどう活かされていますか?

hitokage2right

当然、体のことを専門としているので活かされています。
患者さんからの質問に答えるときには、栄養学であったり、介護のことであったりと幅広い知識が必要になってくるんです。
基本的な事を知っていることによって、患者さんの信頼を得ることができる。
そういう意味で勉強した知識が役に立っていますね。
資格を持っている人間でも常に勉強はしているのですけれども、忘れてしまうこともあります。
介護保険などはまた違った分野ですので、新しく勉強が必要です。
また、検査の数値については最低限の知識がないと、患者さんの相談に応じることができません。
柔道整復師は、ドクターのようにレントゲンをとって診断できる立場ではないので、幅広い範囲で可能性を探ることが必要です。生活習慣も含めて疾患などについてのアドバイスをしなくてはいけません。
だからこそ幅広い知識が必要であるということは実感しますね。

インタビュアー

ヘルスケアプランナーの資格を取得してよかったことは何ですか?

hitokage2right

柔道整復師の専門は基本的には骨筋レベルなので、病気に関することはさらっとしか学んでいないんです。
そういう部分をもう一度復習をするという意味では、勉強する価値があったと思います。
また、ヘルスケアプランナーという資格があることによって患者さんにも安心感をもっていただけますし、信頼関係にもつながってくると思います。

杉内誠さん / 看護師

インタビュアー

現在のお仕事内容を教えてください。

hitokage2right

看護師として保育園に勤務しています。
子どもと職員の健康管理、安全管理はもちろん、労働環境の整備なども役割のひとつです。
子どもの心身には家庭環境が大きく影響するので、保護者の相談に乗ったり、必要に応じてタイミングよくアドバイスできることなども心がけています。

インタビュアー

お仕事の幅が広いですね。現在は、保育園に医療の専門職である看護師さんが勤務するのが一般的なのでしょうか?

hitokage2right

今のところ、私立認可保育園における看護師の常駐率は40%弱です。
食物アレルギーなどのお子さんも増加傾向にありますし、核家族化が進んで保護者の方々も、子育てに悩んだり苦労したりするケースが多くなっています。
そういう意味でも、保育園に日常的に看護師がいるということは意味があると思います。

インタビュアー

看護師の仕事を選ばれたのはなぜですか?

hitokage2right

9つ年下の弟が非常に体が弱く、2歳までに40回くらい入院していました。
小さいのに入院している弟がかわいそうだし、親も心身共に大変でした。
そんな中で、ぐったりしていた弟を笑顔にしてくれ、親の相談にも親身に乗ってくれる医療スタッフの方々がなんと頼もしかったか。そんなことから自然に医療の仕事を目指しました。

看護師は、ドクターと患者さんを結ぶ役割があります。
普段から患者さんに接し、しっかり観察している看護師がいるから、ドクターも安心してスムーズに診療ができる。
実習でそれを実感したときには、この仕事のやりがいに心が震えました。

インタビュアー

医療の専門知識をお持ちの杉内さんがヘルスケアプランナーの資格に興味を持ったのはなぜですか?

hitokage2right

電車の中吊り広告で「ヘルスケアプランナー」を知ったのですが、身近で実践的な基礎知識を幅広く身につけられるのではないかと感じました。
医療の知識は病気の人に対処するためのものです。
病気や薬については学術的に学びますが、元気な人、薬を必要としない人が健康な状態を保つための体系だった知識を学ぶことはないんですね。
自分らしく一生を生きるために必要な、心身の健康を保つための全般的な基礎知識を身につけたいと思いました。

インタビュアー

テキストの内容的には医療知識が活かせる部分が多かったと思いますが、試験までどのように勉強を進められましたか?

hitokage2right

薬や病気についての知識はありましたが、より実践的で即戦的な内容については改めて学ぶことが多かったです。
範囲も膨大だったので、自分の集中力のピークを見定めて、興味のあるところから手をつけるようにしました。

インタビュアー

今後の目標をお聞かせください。

hitokage2right

仕事的には、広い視野で小児医療の体制改善を目指していきたいです。
誰もが育児を楽しみ、自信と安心の中で自分の子どもを育てていける社会となるように。
自分ひとりでできることには限界があるので、同じ考えを持ち共に活動していける仲間とのネットワークを築いたり、学生の教育にも携わっていきたいと考えています。

そういった意味でも、ヘルスケアプランナーの資格も広めていきたいですね。
医療の専門家でなくても、誰もが自分や周りの人の健康を守り合っていける。
そうなると社会が変わるような気がします。
実際に自分が資格を取り、その意味が大きいと感じているので、周囲の人々にも勧めたいと思います。

ホームヘルスケアプランナー

船田 晋さん / 会社員

インタビュアー

現在のお仕事を教えてください。

hitokage2right

建設コンサルタント業です。
道路や橋梁や河川ダム、農業施設など社会インフラ施設の上にある情報通信設備の設計が主な仕事です。
普通に生活しているとなかなか目立たないけど、外に出れば毎日知らず知らずのうちに使っているようなモノを設計するのです。新設だけでなく、老朽化した施設や設備の更新などの仕事もありますし、最近は防災関係の仕事も増えています。

インタビュアー

企業にお勤めで技術系の仕事をされているということですが、ホームヘルスプランナー検定を受験しようと思ったきっかけは何でしょうか?

hitokage2right

きっかけは3つあります。
まずは家庭の事情です。
息子が熱性けいれんを起こしやすく、小さな子どもにはよくあることですが、何度も救急車を呼んでいました。
そういう中で、医師がいないとどうしようもないというのではなく、自分でも子どもの状態をできるだけ把握したい。
普段の生活も整えたいし、いざというときにも慌てないで正しく冷静な判断がしたいと思うようになりました。
自分で医者が読むような専門的な本を入手し、医者に子供の症状について質問したこともあります。
すごく難しいけれど、ちゃんと読めばいろいろなことが学べます。
そういう経験からも、専門知識のある方とコミュニケーションをとるためにヘルスケアについてしっかり学び、家族や周囲の人々、もちろん自分を含めたヘルスケアに役立てたいと思いました。

インタビュアー

2つ目のきっかけはどのようなことですか?

hitokage2right

これも個人的なことですが、自分自身ぜんそくの気があります。
根を詰めて仕事をし過ぎたりすると咳がひどくなるんです。
深い呼吸をしていないんですね。健康にはしっかり気を使いたいと思いつつ、毎日運動できないことも多い。
それで、病院で処方された薬を飲めば最初は咳が止まりますが、どんどん耐性がついて治りにくくなりますし、根本的な解決にはならない。
そこで信頼できる整体の本で学んだ体操を実践したところ、咳がすぐに止まるどころか体調が良くなってきたんです。
この時、自分でヘルスケアをすることの重要性に気付きました。
それまでは健康診断で良くない結果が出たら気になってしまう。
気になることで、また具合がすっきりしなくなるということもある。
医原性疾患の一種でしょうか。
でも「健康」とは単に体が強いとか何かの値が低いとかというのではなく、病気になっても柔軟に回復できる、骨に弾力性がある状態のことだと思いながら、病院の検査結果も理解できれば、いたずらに不安になることもないし、ある程度は自分なりに対処できると思います。

インタビュアー

学んだ知識を生かせる場面などはありましたか。

hitokage2right

まだ合格したばかりなので、これからというところですが、きっと役立つと思います。
まさに、ヘルスケアの知識を今の仕事に生かしたいなあと思ったのが3つ目のきっかけでした。
今はさまざまな健康情報が世の中にあふれている時代。
情報はあればいいというものではなく、情報をきちんと整理したプラットフォームが必要ですし、たくさんある情報の中から自分にとって良いものを選んで使いこなさなければ意味がないですしね。

また、今の仕事は納期が厳しいことが多く、人の生活に関わるもの、莫大な予算をかけてつくるものに携わるのでプレッシャーも大きい。
年度末には残業も多くなり、全国あちこちへの出張も多い。
そういった面から心身の調子を崩す人もいます。
その反動で、定期的に運動をして健康に気を付ける方もいますが、まだまだ人間の身体に対して深い関心があるとは言えないのかなと感じています。
その意識は会社側や業界からだけでなく、従業員自身からも必要なこと。
自分や家族の健康は、医者や薬任せではなく、まず自分の手で感じようという意識を深めていくためにも、ヘルスケアの知識を正しく身に付けていきたいですね。

インタビュアー

実際に勉強してみていかがでしたか?

hitokage2right

思っていたより難しかったです。
最初は興味があるのでやる気満々なのですが、勉強期間が長引くと、例えば仕事が忙しくなったりした場合は勉強を続けるのが難しくなるかもしれないですね。
そのためにも、「資格を取ったらどんなことに生かせる」、「こういうふうに役立つ」ということが示されているといいと思います。成果が分かっていると、モチベーションにつながりますよね。
試験の出題内容も「こういう健康課題を解決するためには、こういう知識が必要です」などと分かるようになっているといいかもしれません。
この問題を解くと何につながるのか、問題そのものに目的が分かる要素が取り入れられていると、勉強して正解したくなりますよね。
ヘルスケアプランナーが広まり、資格を取る人が増えたら、正しい知識を自分たちで得ようという社会全体の意識も変わってくると思います。

中村友美さん / シンガーソングライター

インタビュアー

現在のお仕事は。

hitokage2right

歌手です。
自分で歌を作って、イベントやカフェなどで、週に1回ぐらいライブをしています。
3年前から病院コンサート活動も始めました。
私の誕生日である12月には、ワンマンライブも毎年開催しています。
CDも作っていますし、テーマ曲などのご依頼をいただいて、楽曲制作のお仕事もしています。

インタビュアー

体のコンディションが大事なお仕事ですね。

hitokage2right

特に喉は大事なので、常に乾燥しないように気をつけています。
基本的なことですが、まず手洗い、うがい。
寝るときはマスクをして寝ています。
辛い物も喉に良くなさそうなのであまり食べません。
好き嫌いはありませんが、レバーはちょっと苦手です。

睡眠もとても大事で、不十分だと声が出ないので、7時間ぐらい寝るようにしています。
体調には気をつけていますが、それでも風邪をひいてしまうこともあって、薬を飲みながらライブをしたこともありますね。

インタビュアー

ホームヘルスケアプランナー検定を受けようと思ったきっかけは。

hitokage2right

東京家政大学ヒューマンライフ支援センターの内野美恵先生とお話をする機会がありました。先生から「食育」のお話を伺って、とても大事だなと思い、健康に興味を持つようになったことがきっかけです。

インタビュアー

受験してみて、いかがでしたか。

hitokage2right

まず検定に向けて猛勉強しました。
ホームヘルスケアプランナーは一番易しいレベルですが、なかなか覚えられなかったですね。
試験もとても幅広くて、難しかったです。

インタビュアー

受験したことによって、何か変化はありましたか。

hitokage2right

勉強したことでさらに健康への関心が深まって、病気にならないようにしようという気持ちが強くなりました。
食育についてももっと知りたくなり、食育に関する本もいろいろ読みました。

食生活では、野菜をたくさん食べるようになりました。
私は子どもの頃はお菓子が好きで、野菜はあまり食べませんでしたが、バランスよく野菜もしっかり食べると、心身の健康に役立つそうなので、子どもの頃からもっと野菜を食べていればよかったなと思っています。

子どもたちにも野菜の大切さを知ってほしいと思ったので、「野菜を食べよう」という、子どもにも楽しんでもらえる歌を作りました。
ライブでも健康や食育に関するお話しをしてから、「野菜を食べよう」を歌っています。

インタビュアー

ホームヘルスケアプランナー検定は、どういう方に勧めたいですか。

hitokage2right

どなたにもチャレンジしていただきたいですね。
健康に関する基本的な知識を得られますし、食育や病気のことも学べます。
勉強することによって、運動しよう、食生活を変えようなど、それぞれの方が生活を見直すきっかけにもなると思いますので、皆さんにお勧めしたいです。

インタビュアー

今後はどのように活かしていきたいですか。

hitokage2right

検定に向けた勉強で得た知識と、私自身が特に興味を持って調べた食育の知識を、ライブを通じて皆さんに伝えていきたいと思っています。
病院コンサートの活動でも、役に立つと思います。

大本史子さん / 会社員

インタビュアー

現在のお仕事内容を教えてください。

hitokage2right

会社員のかたわら、エイジングケアカウンセラーとして、身近な方々の相談に乗っています。
もともとは母が薬の影響でうつになったことから、心理カウンセラーになりたいと思っていました。
いろいろ情報収集しているうちに、一般の人を元気にする仕事がより身近で、周囲の人々のサポートになると考えるようになり、いつまでもイキイキと暮らせるためのカウンセラーを始めました。
そのため、若さや健康と密接な関わりがある食生活アドバイザーの資格も取得し、ダイエットやスキンケア、食生活の改善、生活習慣病の予防など、総合的なアドバスができるよう勉強を続けています。

インタビュアー

ホームヘルスケアプランナーもその一環だったのでしょうか。

hitokage2right

はい。同じような活動をしている仲間と情報交換はできますが、結局ひとりで模索しながら勉強を続けていかなければなりません。
インターネットなどで役立ちそうな情報を探していたところ、この資格について知りました。
私は医師と一般の人の間を埋めたくてエイジングケアカウンセラーの活動を始めました。
ホームヘルスケアプランナーには近い理念を感じ、すぐに「これだ!」と受験を決意しました。

インタビュアー

実際に勉強してみていかがでしたか?

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テキストをパッと見たときには、まず「難しそう」と・・・・・・(笑)。
想像よりも専門的な内容が多く、正直ちょっと不安になりましたね。
でもきちんと読み込んでいくと実は身近な内容が多く、生活の中で活かせることがたくさんあると感じました。
身近なことについてしっかりした知識が得られるのは、とても心強いことです。

インタビュアー

勉強のコツ、試験のときのエピソードなどがあれば教えてください。

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私自身の勉強法としては、まず、読書をするようにじっくりとテキストを読みました。
気になるところは手元の資料やウェブサイトなどで調べて、あやふやなことがないよう、知識がしっかり定着するよう心がけました。
最初は専門的な言葉や表現がとっつきにくかったのですが、試験勉強と思わず、興味をもって楽しく読む。
そして、自分だけのFAQをつくることで乗り切りました。
FAQはまとめになるのでオススメです。
自分に合うやり方を見つけられると、楽しくはかどるようになります。
試験は量が多くて大変ですが、テキストを見ながら受けられるので、復習のような気持ちでリラックスして受けようと。
おかげで目標だった100点を取ることができました。

インタビュアー

今後の展望についてお聞かせください。

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まずは自分の健康、そして家族の健康、周囲の人々の健康と、サポートの場を広げていけたらいいですね。
健康診断を受けても、これまでは結果をさっと見るだけでしたが、これからは知識もあるので内容を深く理解できるはず。
糖尿病や尿酸値が高い親族などもいるので、数値的にもしっかり健康管理できるようになりたいです。

これまで間違った思い込みをしていたことなどもあったので、テキストを何度でも読み返して正しい知識でアドバイスしていけたらうれしい。
ゆくゆくはヘルスケアプランナーの資格にも挑戦したいです。

折美貴代子さん / 臨床検査技師

インタビュアー

現在のお仕事は。

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臨床検査技師です。
大学病院での勤務を経て、現在はフリーランスの検査技師として、主にクリニックへ健康診断や人間ドックなどを受けに来る方に、予防や早期発見のための超音波、心電図、呼吸器などの検査を行っています。

インタビュアー

もともと臨床検査技師を目指していたのですか。

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大学を卒業後、最初は健康食品の会社に勤めていました。
商品開発を担当していましたが、私にはマーケティング的な業務は向いていないのではないかと考えていた時期に、社会人になってから看護師になった方の記事を読みました。
私はもともと理系で、医療関係の仕事には興味がありましたし、会社員で転職を繰り返すより、資格を取って経験を積んだ方がいいのではないかと思うようになりました。

当時はまだ20代だったので、大学に入り直して、臨床検査技師の資格を取りました。
普通の方よりは少し遅くなりましたが、この仕事を始めてから10年以上になります。

インタビュアー

では、ホームヘルスケアプランナー検定を受けようと思ったきっかけは。

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今年の新年の初出勤の日に、電車の中吊り広告を見て、この検定があることを知り、今の私の仕事にも関連するので、受験したいと思いました。

ホームページで教本の内容などを調べ、他の資格との違いや、上級ヘルスケアプランナーはどんな方が持っているのかなど、いくつか問い合わせをしてピッタリの内容だと思ったので、翌日には教本を取り寄せました。

超音波検査などは20~30分かかりますので、検査中に患者さんと健康のお話をする機会がとても多い仕事です。
そういったことがあり、健康の基本的なことや体の仕組み、病気のことなどをもっと知りたいと思っていたところでした。

またプライベートでは、子どもがいるので、子どもの健康を維持することもとても大事だと思っています。
検査のことは知っていても、病院に連れて行く前の応急処置なども、もっと知らなければいけないと感じていました。
ヘルスケアプランナーの勉強をすることで検査技師である前に、母親として、家庭人として、知識を深められると思いました。

インタビュアー

勉強や受験の感想を聞かせてください。

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私は大学が化学科でしたし、化合物や細胞、検査の数値、病気についてなど、私のこれまでの知識や今の仕事と合致することも多く、復習をしているような感じで、とても楽しく勉強できました。

でも試験は意外と難しかったですね。教本を見ながら受験できたのは大きかったと思います。

インタビュアー

今後はどんなことに役立てたいと思っていますか。

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私は心肺蘇生の資格も持っているので、ベビーマッサージをしている友人とコラボして、ワークショップも開催しています。
ホームヘルスケアプランナーで学んだことは、子育てに絶対必要な知識だと思いますし、真剣に参加してくれるお母さんたちにも伝えていきたいと思います。

また、一つステップアップして、ヘルスケアプランナーの資格も目指したいと思っています。