日本商工会議所・各地商工会議所が主催する、簿記の検定です。
企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。
コストの感覚も身につくので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握することもできます。
詳細情報
受験級
・1級
・2級
・3級
・簿記初級
・原価計算初級
受験資格
誰でも受験可能
申込方法
【1~3級】
⇒各地商工会議所を確認
【簿記初級・原価計算初級】
⇒各地商工会議所ネット試験施行機関を確認
受験料
・1級:7,850円
・2級:4,720円
・3級:2,850円
・簿記初級:2,200円
・原価計算初級:2,200円
※各税込
実施日程
【1級】
・155回:2020年6月14日(日)
・156回:2020年11月15日(日)
【2級】
・155回:2020年6月14日(日)
・156回:2020年11月15日(日)
・157回:2021年2月28日(日)
【3級】
・155回:2020年6月14日(日)
・156回:2020年11月15日(日)
・157回:2021年2月28日(日)
【簿記初級・原価計算初級】
随時
試験会場
【1~3級】
各地商工会議所
【簿記初級・原価計算初級】
各地商工会議所ネット試験施行機関
級ごとの試験概要
級 | 試験時間 | 試験形式 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|
1級 | 商業簿記 | 90分 | 筆記試験 | 70%以上 ただし、1科目ごとの得点は40%以上 |
会計学 | ||||
工業簿記 | 90分 | |||
原価計算 | 2級 | 商業簿記 工業簿記 (原価計算を含む) 5題以内 |
120分 | 筆記試験 | 70%以上 |
3級 | 商業簿記 5題以内 |
120分 | 筆記試験 | 70%以上 |
簿記初級 | 40分 | ネット試験 | 100点満点で70点以上 | |
原価計算初級 | 40分 | ネット試験 | 100点満点で70点以上 |
各級のレベル
級 | レベル |
---|---|
1級 | 極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。 合格すると税理士試験の受験資格が得られる。 公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。 |
2級 | 経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。 |
3級 | 業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。 基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。 |
簿記初級 | 業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが日常業務をこなすための基礎知識。 簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用することができる。 |
原価計算初級 | 業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが事業の収益性を把握するための基礎知識。 原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、業務に利活用することができる。 |
公式HP
商工会議所
※掲載内容について古い情報や誤りがある場合がございますので、必ず公式HPにて最新情報を確認してください。
受検者の声
★★★★★
社会的に認知されている資格なので、社会人など、どのような方でも受験して良いと思います。また、この資格を基礎に税理士資格など、幅広く応用できます。
引用元: 日本の資格検定
商業科を卒業していなかったので一から勉強できるかなと不安でしたが、テキストのはじめから丁寧に抑えていくと頭に入りスムーズに勉強できました。問題をたくさんこなすことが大切なように思います
引用元: 日本の資格検定
事務系の求人票には、必要な資格として3級と2級は頻出するし、実務をしていく上で重宝する資格だと思います。
実際に営業マンも3級の勉強をさせられていました。
引用元: 日本の資格検定
★★★★✩
大学生のうちにとりあえず3級は取っておいたほうがいいかなと思い受験しました。
本屋で買ったテキストの内容がさっぱり分からず、独学では無理と判断して大学内で無料で開講している講座を受講。
解説を聞いたら理解できましたが、なかなか難しい…。
せっかく勉強したので3級はなんとか合格しましたが、2級以上は諦めました(>_<)
得意な人は得意だと思うので、完全に向き不向きの問題ですww
引用元: 日本の資格検定
高校生の時に3級を受験しました。
当時は必要と思えず、授業はまともに受けましたが、特に家での勉強はしませんでした。
合格したから言えますが、社会人になり転職するときにはこの資格が有利になったと思います。
引用元: 日本の資格検定
社会人になる前にバイト代をためて学校に通って取得しました。
就職した業務は経理など直接関係する部署ではありませんでしたが、お金の流れが理解が深まり役にたったので自己投資した甲斐はあったと思います。
引用元: 日本の資格検定
企業のお金の出し入れの流れがわかるようになり、ビジネスの基礎知識の1つとして無駄にはならないと思います!
引用元: 日本の資格検定
150回日商簿記三級に合格しました。 ここ数年の出題範囲改定で、戸惑うこともありました。
しかし、基本はやはり仕訳です。
後は、テキストをしっかり読んで過去問を解いていくことで理解が深まります。
二級を受けようと思いながら、だらだらしてしまったので2月の受験を目指して勉強中です。
引用元: 日本の資格検定
★★★✩✩
高校生の時に受験しましたが 不合格でした
引用元: 日本の資格検定
高校時代に受験しました。
多くの同級生とともに2年時に合格し大学推薦で有利になりました。
電卓のスキルがつき、財務諸表が読めるようになったことが良かったと思います。
また、簿記検定2級は他の職業でも使える基礎的な知識のために会社員としてやっていくには必携としてもよいくらいの知識です。ただし、専門家としてやっていくには1級以上が必要です。
2級程度は経理として最低限度の当たり前の知識です。
20代後半くらいでも経理職であれば、2級はほぼ100%持っているため武器にはならない職業です。
引用元: 日本の資格検定
第151回で3級に合格、第152回で2級に合格しました。
第151回の3級の合格率57.3%でここ数年の中で最も合格率の高い回での受験となりました。
第152回の2級の合格率27.3%でした(東京商工会議所のみの数字)。
ここ10回では146回、148回に次ぐ高合格率でした。
こうした運にも左右されますが、とにかく問題を解きまくってしっかりとした実力をつけることが合格への近道です。
引用元: 日本の資格検定
3級は問題を何回もとくことが大切です。
自分に自信を持って取り組めば、合格は難しく無いと思います。
引用元: 日本の資格検定
簿記2級を受けましたが、3級に比べてすごく難易度が高かったです。
特に工業簿記が難しい。
一般的な商品売買の会計処理を学習する簿記3級であれば、社会人なら誰もがイメージしやすい内容になっています。
例えば、「売上や仕入」「交通費」などは、すぐに何を示しているのか理解できると思います。
しかし、簿記2級で登場する工業簿記は「工場でのモノづくりに関する会計処理」です。
製造業に携わっていない人にとっては、テキストを読んでも知らない単語も多く、まったくイメージがわかないというのが本音だと思います。
それだけに当然ハードルが高かし合格できませんでした。
引用元: 日本の資格検定
★★✩✩✩
会社で取得指定資格になっているのでイヤイヤ受験、わかっていた方が良い知識ですが、今の時代は簿記のよりもビジネス実務法務の資格を優先させた方が会社には良いと思いました。
引用元: 日本の資格検定
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