検索能力とクイズミリオネア

ここ最近、「Yahoo!知恵袋」を眺めていて気になったことがあります。
それは、「この質問、ググればすぐ解決すると思うんだけどなぁ」という質問が多いということ。

若者の方が検索能力が低い

「検索能力」について調べていると、こんな記事を見つけました。

検索能力のない若者たち#福ログ【Vol.7】

記事には、最近20代前半の若者から、検索すればすぐに解決するような質問をたびたび受けるという筆者の現状が書かれています。
続けて筆者は、他人に聞いてしまえばエネルギーを使わず素早く解決できることに対し、プラスで捉えれば効率が良いと言えるのかも知れないが、マイナスで捉えれば自考力がないとも言える、としています。

実際に私の友人にも、同様のことを言っている人がいますし、私もそう感じることがあります。

検索行為は自考力

巨大なインフラであるインターネットでは、ありとあらゆる知識や情報を共有できるようになっています。
同時に、これら膨大な情報から必要な情報だけを取得することも、検索エンジンを使えばカンタンに行えます。
「ひとつ疑問が生まれたら、ネットで検索して調べてみよう」
この能動的思考は、もはや自分の持っている情報を思い出す行為に近い事だと、私は思います。
うまく言えないのですが、他人に質問をするという行為のひとつ手前の層に、「検索」が存在しているという感じです。
つまり、「検索までは自己解決の範囲」なのではないか、「検索までは考える事と同じ」なのではないかということです。

クイズミリオネアのイージー問題でテレフォンを使いますか?

例え話ですが、少々お付き合いください。。

第1問。
次のうち、日本の通貨はどれ?
A.ポンド
B.円
C.ドル
D.ユーロ

さあ、どれでしょう。

B?

ファイナルアンサー?

正解!

イージーな問題でしたね。
これが、ドイツの通貨は?となると、わからなくなる人も数%増えると思いますが、「自分が考える=検索も可能」であれば、明解な未来が待っているはずです。
答えはユーロ。
「ドイツ 通貨」と検索すればすぐに情報を手に入れられます。
あなたは「検索」をする前に、1回しか使えない「テレフォン」という名の質問をしますか?

まとめ

少し強引だった気がしますが、「他人に聞く前に自身で調べる」ことの重要性みたいなものが、分かってくれれば幸いです。
ちなみに、
「検索行為はオーディエンスに該当するのではないか」
「ネットでの質問は無制限じゃないか」
といったような批判は受け付けません(笑)

関連書籍

検索スキルをみがく:検索技術者検定3級 公式テキスト (日本語)

価格:
1,980円 一般社団法人 情報科学技術協会(監修)

情報科学技術協会が実施する「検索技術者検定 3級」の公式テキスト。
情報検索に関する基礎知識,情報資源の種類やその組織化のほか,検索エンジンの特徴・仕組みを解説し,知っていると便利なネットワーク情報資源を紹介している。
知的財産権,特に情報を扱ううえで重要な著作権について詳述。また,コンピュータおよび情報セキュリティの基礎知識を学ぶことができる。
検索の基本的知識を学び,より効果的な検索をするためのスキルを得ることができるよう企画・編集した。
巻末には用語解説を掲載。